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2023年09月16日〔賃貸〕お部屋探しのコツ – 基本編1 –
こんにちは!小浜土地建物です。 今回から数回に分けてお部屋探しのコツを考えていきたいと思います。 進学や就職、ご結婚などお部屋探しをするタイミングはさまざまです。また、手軽に住み替えが出来る賃貸にするか、住空間へのこだわりを詰められる購入にするかも大事なポイントです。 基本編1では賃貸住宅を借りる際の予算設定について考えていきたいと思います。 予算を設定しよう ①月々の賃料や生活費を考える まず、毎月必要になる固定費を考えていきましょう。賃貸住宅を借りる際、家賃の目安とされるのは月収の3割程度までとされています。卒業後に就職し一人暮らしを始める場合、どのくらいを住居費にかけられるのか計算してみました。〔手取り収入についての補足〕住民税は前年の所得に対して課税されるため、新卒一年目は徴収されません。二年目の徴収税額は一年目よりも増えるため、注意が必要です。 一人暮らしにかかる費用(毎月) 項目金額収入(給与総支給額)224,252円手取り収入(所得税等で20%程度徴収されます)179,401円食料・飲食費34,385円水道光熱費9,272円家具・家事用品費3,577円服飾費等7,643円保険医療費5,348円交通・通信費20,084円教養娯楽費21,908円その他の消費支出19,306円住居費???円※収入は「初任給関係職種の職種別事業所数等及び平均初任給月額」より引用。支出(消費及び税金等)は総務省の一般統計調査より引用。 手取り収入179,401円に対し、住居費以外の支出金額は121,523円となります。残額は57,878円となります。一般に言われる「住居費の金額は手取り収入の30%が目安」で計算すると53,820円ですので、ほぼ合致してきます。ただし、家賃が高めに設定されている都市部の場合、この金額以内で探すのは難しくなるため、生活の中でどこにお金をかけるかを見極めていく必要があります。 手取り収入ごとの家賃上限早見表 手取り収入目安家賃150,000円45,000円200,000円60,000円250,000円75,000円300,000円90,000円 ②一人暮らしをする場合の初期費用を計算してみよう 賃貸物件で必要な費用には次のようなものがあります。 礼金 敷金 前家賃(1~2ヶ月分程度) 初回保証料(保証会社により金額は異なりますが、賃料総額の50~60%が多いです。) 鍵交換費用 家財保険料 サポートサービス利用料 これらの金額を合算していくと、賃料総額の6ヶ月分程度の金額になります。賃料(共益費等含む)が6万円の場合は36万円前後、7万円の場合は42万円前後が目安になります。 また、契約時にかかる初期費用以外にも引っ越しサービスの料金や、家具家電を買いそろえるお金なども必要になってきます。買いそろえるものの有無や引っ越し業者を利用するかなども含めて引っ越し時の予算を考えていきましょう。
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2023年09月15日相続あれこれ 2023年9月号
※こちらの記事は過去に配信していたオーナー様向け情報より転記したものです。内容は2023年9月15日時点の内容となります。 2023年度税制改正大綱を解説 ・相続時精算課税に年110万円の控除を新設今回の改正で相続時精算課税制度に新たに「年110万円の基礎控除」の枠が加わります。 2024年1月1以降、相続時精算課税制度を選択した人への贈与でも、年110万円までなら贈与税も相続税もかかりません。贈与税の申告も不要になります。 ・暦年課税制度の生前贈与加算が死亡前3年から7年に延長 もう一つ、生前贈与で変更になるのが暦年課税制度を使って行う生前贈与の相続財産への加算期間が、3年から7年になることです。 暦年課税制度は、死亡日以前3年間に贈与した財産は、相続の際、相続財産に持ち戻すこととなっています。贈与した金額が年110万円以下の基礎控除の範囲内でも、贈与者の死亡日以前3年間であれば、相続税の対象になります。この死亡前3年という持ち戻しの期間が、24年以降の贈与から7年に延長されます。亡くなる前の3年間に贈与された財産の扱いはこれまでと同じです。しかし、それより前の4年間に贈与された分については、全体から100万円を差し引いた金額を相続財産に含めて計算する必要があります。 2024年1月1日から、贈与税・相続税に関する法律が大きく変わります。主な変更点は、上記記載の相続時精算課税制度に110万円の基礎控除が新設された点と生前贈与加算期間が変更された点、の2点です。 財産を遺したい、相続税対策をしたいと考えている方は、改正内容を正しく理解し、贈与のタイミングや課税方式の見直しが必要です。状況にあわせて最適な対策をとるために、専門家への相談も検討しましょう。
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2023年08月15日相続あれこれ 2023年8月号
※こちらの記事は過去に配信していたオーナー様向け情報より転記したものです。内容は2023年8月15日時点の内容となります。 「遺言書を書いてみませんか」 以前もご紹介しておりますが、この暑い夏は涼しいお部屋で遺言書を書いてみませんか? さて、復習になりますが・・・遺言書はなんで必要なのでしょうか? ■残せるものは限られているから、みんなで仲良く分け合って欲しい!■うちの子たちは分別のある大人だからもめることなんて想像できない! そう思っていらっしゃる方が多いのではなでしょうか。 「遺産相続でもめて、家族の仲が悪くなんてドラマや財産の多い家の話でしょう?」と思われていらっしゃいませんか。 遺言書によって遺す財産を指定しまうことで「不平等になると分かりながら遺言書を書くのは気が引ける」と言う方がいらっしゃるかもしれません。 ただ、遺言書は残された家族が極力もめる事が少なくなり、今後の生活を送るために大きな役割があります。遺言書は単に財産分割を指定するための用紙ではなく、残された家族が目にする被相続人(亡くなった人)からの【最後の手紙】なのです。もちろん、相続人の間で話し合いその通りにしなくても大丈夫です。 遺言書さえあれば絶対相続で争いが起こらないわけではありません。残された財産を全員平等に分けられるとは限りません。そこで、どうしてそのような分配を遺言書に残すのか【付言事項】を書くことをお勧めします。 例えば「太郎・太郎の妻 花子さんには、これまで私たちを見守ってくれ、とても感謝しています。特にここ数年は昼夜を問わず本当に苦労を掛けました。花子さんへの感謝の気持ちを込めて太郎には少しではありますが多く財産を残させてもらいます。次郎家族が帰省してくれる時はいつも楽しみにしていました。遠いのにありがとう!財産を太郎と均等にしてあげられないことは申し訳ないけど、私の気持ちを是非わかってるくれるよう願います。」と。また、日頃から口に出して家族に伝えて置くことも大切です。 ★遺言書はどこにしまおうか?★ 自筆証書遺言書は2019年1月から作成方法が緩和され、本文部分は手書きが必要ですが、財産目録はパソコン作成(署名捺印必須)出来るようになりました。法務局で遺言書を保管してくれるサービス(自筆証書遺言書保管制度)がお勧めです。 3,900円で遺言書を保管してもらえることが可能で、ご自身が亡くなった際に相続人1名に通知をしてくれる制度等もあります。 ※ただし、遺言書自体が法的に有効かどうか確認してくれるものではありませんので、その点はご注意ください。
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2023年07月14日相続あれこれ 2023年7月号
※こちらの記事は過去に配信していたオーナー様向け情報より転記したものです。内容は2023年7月14日時点の内容となります。 「スムーズな相続手続きのために」 いまからでも利用できる相続に備えた便利なサービスを紹介します! 実際に相続が開始すると、相続財産や相続人の調査、財産・遺産をどのように分割するのかを話し合う遺産分割協議、そして期限内に相続税を申告し納税する必要があったりと、色々な手続き、申請が必要となり、労力が必要となります。このような相続の手続きの負担を少しでも軽減するためのサービスがいくつかございます。 今回はその一部(金融機関にて行っているサービス)をいくつか紹介させていただきます。状況に応じて利用をご検討されてみてはいかがでしょうか。 ①遺言信託 【生前から利用できるサービスです】 金融機関が遺言書の作成と保管等のサポートを行い、被相続人がお亡くなりになった際には遺言執行者として遺言書の内容を実行してもらえるサービスとなります。 ②民事信託 【生前から利用できるサービスです】 被相続人が生前のうちから、親族等に財産管理を託せるサービスとなります。被相続人となる方が加齢により高齢となり判断力が低下したときや、認知症等に備えて、元気なうちに信頼できる方を財産管理人に指定できる制度、サービスです。 生前の財産管理や遺産相続時の分割内容等々を詳細に定め、決めておくことが可能となります。 ③遺産(相続財産)整理サポート 【相続開始後に利用できるサービスです】 相続発生時に遺産の調査や財産目録の作成等を相続人に代わって行ってもらえるサービスとなります。 ※これらのサービスは金融機関によってサービス内容の詳細が異なるため、ご興味がございましたら普段からご利用されている身近な金融機関や資産管理等を任せている金融機関に話を伺ってみてはいかがでしょうか。 もちろん当社でもサポート、相談を承りますのでお気軽にお声掛けください。 相続対策において重要で大切なことは、いざ相続が発生してから家族・親族で揉めてしまうような相続にしないことだと考えます。残された家族・親族が手間なく無事にスムーズに期限内に相続手続きを進められるためにも、被相続人となる方は生前からご自身の財産をしっかりと把握して整理をしておくことがとても重要なことだと考えます。そのうえで、残された家族・親族にどのように財産を分配したいのか、どのように遺したいのか、ご自身の考えを精査し、まとめておき、家族と話し合っておくことに尽きると思います。
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2023年07月14日研修旅行に行ってきました!最終日
2泊3日の北陸社内研修旅行も最終日。3日目は金沢市内から南下し、岐阜県の白川郷にて合掌造りの見学と富山県の五箇山にて手造り和紙づくり体験です。 午前中は岐阜県まで足を延ばし、白川郷にて合掌造り集落を見学。写真をご覧いただいてお分かりの通り、雨をぎりぎりでこらえながらもとても陽射しの強い日でした。集落についてからはだんだんと晴れ間が広がり、まぶしいくらいでした。建物内部を公開している邸宅もあり、興味深く見学してきました。 今にも落ちそうな曇天 が、だんだん晴れ間が…? 晴れ間が広がり 3階の窓からコハマ一族が… 白川八幡神社には厳かな雰囲気の鳥居 昼食を挟んで移動後、富山県南砺市に戻り「五箇山 和紙の里」にて和紙作り体験に挑戦してきました。初心者でも作りやすい、ハガキタイプの和紙作りです。和紙ならではの優しい色使いにホッとしますね。 壁面には和紙の原料や作業工程についての解説 紙すきをした和紙に使うパーツを選んでいます 作業工程のレクチャーを興味深く聞いています 楮(こうぞ)を溶かした水を木枠に流し込み… 漉き終わった和紙にパーツを配置 作業が終わったハガキを乾燥させています 紙すき体験後はハガキの乾燥をおまかせして、各自作ったものを受け取りました。私がつくったハガキはこのような仕上がりに・・・。事前予約は必要ですが、ご家族でも楽しめますよ♪ 紙すき体験後は再度バスに乗り、初日と同じく富山駅へ。JR富山駅前の複合商業施設「きときと市場とやマルシェ」にて銘菓や名産品、人によってはグルメも楽しみ、北陸新幹線で東京駅へと向かいました。 今回は私が幹事を任せていただき、「スケジュールをゆったり目に組めたな!」と自画自賛していたのですが、思いのほかハードスケジュールでした…。みなさまも石川や富山で観光をされる際は極力ゆとりのあるスケジュールをおすすめします! 最後に、2日目に個人的に金沢駅に行った際、地元のタクシードライバーさんにおススメされたスイーツのお店をご紹介♪次回、石川方面を旅行するときに行ってみたいと思います♪ フルーツパーラーむらはた こちらは果物屋さんのフルーツパーラーです。ドライバーさん曰く「旬の美味しい果物を使ったパフェがほとんど1,000円以内で食べられるんだよ!」とのこと。ひと月ごとにシーズナルメニューが変わるようなので、訪れるたびに季節ごとのフルーツを楽しめそうですね! こちらから詳細がご覧いただけます マルガージェラート こちらは地域素材や地元の生乳を使ったジェラートが味わえるお店とのこと。ジェラートの日本チャンピオン(2015年)だけでなく、世界チャンピオン(2017年)にも輝いた、芝野大造さんがオーナーのオリジナルジェラートのお店です。Googleのクチコミでも「日本一おいしい!」が並んでいます・・・! こちらから詳細がご覧いただけます
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2023年07月06日研修旅行に行ってきました!2日目
さて、研修旅行2日目です。2日目は山代温泉を出発し、金沢市内へ。日本三大庭園の一つである兼六園、そして400年間受け継がれる加賀藩ゆかりの庭園である玉泉園を散策。 兼六園は敷地面積約11.4ha(東京ドーム約2.5個分!)の広大な林泉回遊式大名庭園です。名前の由来は、中国宋時代の詩人・李 格非の書いた『洛陽名園記』の文中から、宏大(こうだい)・幽邃(ゆうすい)・人力(じんりょく)・蒼古(そうこ)・水泉(すいせん)・眺望(ちょうぼう)の六勝を兼ね備えるという意味で『兼六園』と命名されたそうです。 霞ヶ池をバックに集合写真 徽軫灯籠(ことじとうろう)と霞ヶ池 栄螺山から霞ヶ池を臨む 続いて、加賀藩ゆかりの庭園『玉泉園』を訪問。作庭したのは加賀藩の上級武士であった脇田 直賢。初代から作庭を始め、四代九兵衛まで、約100年を費やして庭園を完成させたそうです。玉泉園の名前の由来は、加賀藩・前田利長の正室玉泉院にちなんだものとのこと。庭園の様式は「玉澗(ぎょっかん)様式庭園」と呼ばれるもので、全国で6例しか確認されていない幻の庭園なんだそうです。加賀藩、そして前田家との親交が深かったこともあり、玉泉園は兼六園の樹木を借景にし、池泉の水源を兼六園の徽軫灯籠付近の曲水から引いているそうです。また、園内には北陸地方の都市部には珍しく水芭蕉が自生していることも特徴です。 そして、金沢といえば!ということで『金沢21世紀美術館』を見学してきました。定番の地下から地上が見えるプールは予約制になっていて入ることが出来なかったため、地上側から写真撮影してみました!円形の建物の館内は、まるで迷路のように展示室が点在していて、自分が今どこを歩いているのかを把握するのが大変でした・・・。 水の屈折を利用したプール 2日目最後の訪問先は日本最大級の体感型金箔総合ミュージアム「箔一本店 箔巧館」にて工芸品の見学と金箔貼り体験をしてきました。(金箔貼り体験は非常に人気のあるコースのようで、訪問日当日の予約はすべて埋まっていました・・・!)1階にはショップが、2階には上質工芸品ギャラリーが併設されており、お土産ものだけでなく屏風や金箔を使った日本人形など数多くの作品が展示されていました。 金箔の貼り方説明受講中 失敗しないよう真剣に聞いています 金箔を張り付けて定着させたお箸 金箔体験後は2日目の宿泊先へ・・・。宿泊先は『金沢ニューグランドホテルプレステージ』さん。地元のタクシードライバーさんのお話ですと、数年前にリノベーションした老舗のホテルとのことで、皇族の方々もご利用になられたことのある歴史あるホテルとのこと。エントランスも落ち着いた佇まいで素敵でした。 2日目の夕食は見た目・味・器・ロケーションなどすべてが楽しめる素敵な加賀会席をいただきました。滋味あふれる料理とはこのことだ、と感じました。 蓮の葉に乗ったジュレの下には… 繊細な冷菜! 八寸 椀物は初夏らしく鱧 鯛の唐蒸し 治部煮専用の治部煮椀 加賀名物 治部煮 枝豆の炊き込みご飯 日没前 日没後 夕食後は、個人的に見学したかった金沢駅へ。あいにく、駅へ到着する直前に雨が強くなってしまい、駅全体を見ることは出来ませんでした。次に訪れたときはぜひ少し遠めの位置から全体を見てみたいと思います! →2日目へ続く
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2023年06月29日研修旅行に行ってきました!1日目
こんにちは!小浜土地建物です。梅雨に入ってからもますます太陽がまぶしくなり、蒸し暑い日々が続いていますね。 先日、臨時休業と定休日を合わせた3日間を利用し、社内の研修旅行に行ってきました!今回の行先は小浜初となる石川県・富山県を中心とした北陸地方です。 事前の天気予報では雨が降りやすい天気とのことでしたが、お天気にも恵まれ傘要らずとなりました♪ 初日は東京駅から北陸新幹線に乗り、富山駅へ。北陸新幹線のおかげで東京駅から2時間ほどで富山へ到着しました。富山到着後は、その見栄えの良さから「日本一のイケメン大仏」とも言わている高岡大仏を参拝。参拝中には美しい環水平アークを見ることができ、幻想的でした♪ 近くによってみました! 内部はとても厳かな雰囲気… 外へ出ると環水平アークが♪ 大仏様の近くで撮るころにはうっすらアークに 大仏様を拝ませていただいたのちは『ひみ番屋街』へ向かいつつ『道の駅 雨晴』へ・・・。こちらは道の駅のすぐそばを海岸線とJR氷見線が走っており、絶好のビューポイントでした♪ お昼は『ひみ番屋街』で新鮮なお魚を使った海鮮丼を♪ 昼食後はバスにて石川県の山代温泉へ・・・。今回お世話になったのは山代温泉の『瑠璃光』さん。山代温泉は、1300年前に禅僧 行基が一羽のカラス(八咫烏)が湯で傷を癒している姿を発見して以来、前田藩の湯治場として栄えた北陸屈指の温泉とのこと。温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、神経痛・うちみ・冷え性・疲労回復などに効果があるそうです。とても心地よい温度で寛げる温泉でした♪ →2日目へ続く
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2023年06月15日相続あれこれ 2023年6月号
※こちらの記事は過去に配信していたオーナー様向け情報より転記したものです。内容は2023年6月15日時点の内容となります。 家族信託のススメ 認知症リスクなどに備え、家族に財産を託す「家族信託」が注目されています。信頼できる家族であれば安心して財産管理や運用を任せられ、財産内容を第三者に知られることもありません。 財産管理手法の一つである家族信託は、基本的に「委託者」「受託者」「受益者」の3者で構成されています。財産の所有者である親が委託者及び受益者となり、子などを受託者に指定して財産管理を任せる方法ですが、収益物件など不動産の管理・運用に利用されるケースが多いようです。 認知症の支援策には成年後見制度もありますが、財産を有効活用できず費用もかかるため、利用数はあまり多くありません。また信託銀行等を受託者とする商事信託と異なり、家族から受託者を選ぶため信託報酬も不要です。 家族信託は平成18年(2006年)の信託法改正により、翌年の平成19年に施行された制度です。施行当初の利用者数は少なかったようですが、認知症リスクの増大とともに注目されることになりました。 家族信託のメリット 財産を有効活用できる成年後見制度の場合、成年後見人の役割は財産の保全になるため、被後見人の財産を増やすことも減らすこともできませんが、家族信託では受託者の判断で不動産の賃貸や売却も可能です。 受託者を変更できる成年後見制度では後見人の変更はかなり難しいですが、家族信託では所有者の判断で受託者を変更できる旨を、契約書に盛り込むことが可能です。 数次相続に対応できる遺言機能契約内容に委任や遺言機能を盛り込めるため、二次相続発生以降の財産承継先も指定できます。受益者である祖父母の死後、受益権を孫へ移すといった契約も可能です。 低コストで財産を信託できる成年後見制度では毎月2~6万円程度の報酬が発生しますが、家族信託には信託報酬がありません。 家族信託のデメリット 身上監護は成年後見制度が有利施設への入所など、介護や医療に関わる身上監護には成年後見制度を利用するしかなく、家族信託では対応できません。 歴史が浅いため専門家が少ない家族信託には十数年程度の歴史しかないため、詳しい専門家が身近にいないということもあるでしょう 家族信託を利用すると柔軟な財産管理や運用、処分などが可能となります。遺言では実現できない内容を盛り込むこともできますし、信託事務が確実に行われるよう監督人を設置することも可能です。 しかしどのような対策も「元気なうち」でなければできないため、年齢や健康状態など将来に不安がある場合はお気軽に弊社までご相談ください。





