東日本大震災の発生から13年が経ちました。また、年初の能登半島地震発生から2ヶ月程経過し、今度は2月末ごろから千葉県東方沖を震源とする地震が頻発しています。
国土地理院では3月1日に房総半島沖でプレート(岩盤)境界がゆっくり滑る現象「スロースリップ」によると見られる通常とは異なる地殻変動を観測した、と発表しています。房総半島沖では1996年から計6回、同じような場所でゆっくりすべりが発生したことが、電子基準点の観測データで確認されています。過去に房総半島沖で同様の現象が発生した際は、通常とは異なる地殻変動は約10日間観測されているそうです。(国土地理院ホームページより引用)
過去に房総半島沖でこのスロースリップ現象が観測された際は、その1ヶ月ほど後に震度5程度の地震が発生したこともあり、注意しておいた方が良さそうです。
スロースリップ現象が観測されたからと言って大きな地震が発生するわけではありませんが、日々の生活では非常持ち出し品や家族との連絡方法など、様々な備えをしておくことが重要です。
見直しポイントについて
- 在宅時の避難先や職場での避難先を調べておく
- 水や食料などの消費期限を確認しておく
- 非常持ち出し袋の内容と、持ち出せる重さかを確認しておく
- 外出先で被災した際に家族とどのように連絡を取り合うかを再確認する
などがあげられます。特に、避難先の確認や家族との連絡の取り方については交通網や通信網といったインフラが大混乱する可能性も考慮しておく必要があります。
なお、神奈川県の危機防災管理課では「地震防災チェックシート」の作成をしており、ご家庭での備えを簡単にチェックできるようしています。
災害が発生した際の対処方法は、その災害の種類により避難のタイミングや避難場所が違ってきます。地震は災害の中でもとくに避難に急を要するものですので、大人同士はもちろん、小学校に通うようになるお子様にも「もしも」が起こったらどうするのか、わかりやすく十分に説明しておくことが重要です。年度の変わり目でもある3月に、ご家庭で地震防災についてもう一度見直してみてはいかがでしょうか?
〔参考リンク〕
防災の手引き~いのちをとくらしをまもるために~ (首相官邸ホームページ内)
令和6年2月房総半島の非定常地殻変動 (国土地理院ホームページ内)
